2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
淡水の対岸、観音山の麓には八里という街があります。今では淡水河に沿って飲食店や土産物屋が並び淡水からの渡し船が頻発、休日の夕方などは身動きが取れないほどの人出になることもあります。 そんな八里も30年ほど前、藤原新也が訪れた頃は山裾にひっそり…
以前は臺鐵萬華站は遠くバスも時間が掛かり不便な萬華・龍山寺地区でしたが捷運の開通で随分便利になりました。しかし今も西門町から歩いたほうが興味深い路地や市場を見ることができます。 西門町から萬華への入口康定路 青果物中心の直興市場 時計は壊れて…
近鉄で9時過ぎに大阪なんばへ着き、3時間ほどで難波と土佐堀で取引先との商談を済ませました。大阪での用件はこの2件だけだったのですが久しぶりに大阪へ来たので夕方まで大阪・神戸をぶらつくことにしました。 土佐堀から歩いて阪神福島へ なんば線の開業で…
和平東路で捷運古亭站を西へ越えると次の通りが家具屋街の南昌路です。南昌路を北へ向かい歩いていくと陸軍クラブの陸聯廳があります。中には一般も利用できるレストランがあり安くて美味しいと評判なのですが、昔からこの陸聯廳の敷地には金塊が埋まってい…
ダージリンヒマラヤ鉄道・アンデス山鉄道と並ぶ世界三大森林鉄道の一つ、阿里山森林鐵路には2回乗車しています。標高30mの嘉義・北門から約3時間半の旅は熱帯から亜熱帯を経て温帯まで2,000mの標高差を約3時間半で結びます。 北門車站脇の踏切を終点嘉義へ向…
25年ほど前初めて淡水へ行った時はガラガラの臺鐵淡水線に乗っていきました。今の捷運と同じように新北投への支線もあり昼下がりのローカル線に揺られていった思い出があります。ただ残念ながらその後、捷運建設のため廃止になるまで乗る機会が無く淡水線乗…
台北から電車で40分ほどの港町基隆は雨の多いことで知られていますが訪れた冬の夕方も肌寒い雨が降っていました。 夕闇迫る西岸碼頭 かつては東岸碼頭に那覇行の有村海運飛龍が発着していました 基隆と馬祖を結ぶフェリー臺馬輪 客船の泊まっている先は軍港…
東京の下町浅草といえば金龍山浅草寺を中心に土産物屋・寄席・繁華街、更に近くには吉原・山谷まである一種混沌とした街ですが、台北一の下町萬華も龍山寺の周囲に夜市・旧紅燈区が集まる独特な街です。 西門町の貴陽街二段を左折し康定路を南下します 2009…
6時50分発の賢島行特急が発車すると入れ替わりに7時発大阪なんば行特急アーバンライナーnextが入線してきました。ラッシュ時間帯で入線するとすぐに発車です。近鉄名古屋駅名物ウェストミンスター寺院の鐘とドナウ川のさざなみの特急発車メロディーに送られ…
20年程前までは1時間に1本程度の台鐡が細々と結ぶだけで観光客もいない寂れた漁港だった淡水ですが、1997年の捷運開業後は台北市民の手軽な行楽地となり、また観音山に沈む夕日を見に来るカップルも多く、週末の老街は芋の子を洗うような賑わいになっていま…
暇日花市が開催される建国信義路口の東北角には大安郵局がありますが、その東隣にあるのが傳統市場信義市場です。以前紹介した龍口市場は付近に超市が少ないのですが信義路三段は福利中心や松青・頂好などがあり競合激しい地域ですが人情味ある相対販売で地…
先日廃品回収のオート三輪を紹介しましたが、建国南路で土日に行われる建国暇日花市の信義路交差点にはプロパンガス搭載のオートバイ改造三輪車がやってきます。
樂業街には超市(スーパーマーケット)もコンビニもあります。袋物のお菓子や泡麺(インスタントラーメン)などは超市で買ったほうが便利ですが、青果物や魚肉類は店の老板との会話を楽しみながら黄昏市場で買い揃えるのが住民の楽しみでもあります。 日本で…
今から1年前になってしまいますが帰国時に仕事で大阪の取引先に伺うことになりました。何分初めて伺う先だったのでどのくらい時間を要するかもわかりませんでしたが、2時間ほどで商談もまとまり、朝早い列車で名古屋を発っていたので時間も十分にあり久しぶ…
昨日は日本製軽オート三輪でしたが今日は純台湾製オート三輪です。というよりはオートバイ改造三輪車です、写真のおっちゃんは廃品回収が生業のようです。日本ではすっかり姿を消したオート三輪ですが、台湾のオートバイ改造三輪車はパイナップルを積んでや…
四輪車が当たり前になる前、日本には多くの三輪トラックが走っていました。一般にはオート三輪と呼ばれ大型のものは木材輸送や卸売り市場などでよく見かけました。 軽オート三輪の代表的なものは「こんちゃん」こと大村崑がCMに出ていたダイハツミゼットです…
日本同様台湾でもデパートやブティックで頻繁にバーゲンが行われ女性客を集めています。 日本では「1割引」「30%オフ」などのように割引率を表示しますが、台湾では「9折」「7折」(折は打折の略)のように割引後の残存率を示します。つまり「30%OFF」と「7…
統一發票とは領収書のことで、企業や商店が正しく納税するため財政部発行の通し番号の付いた領収書を支払者に渡し、支払者は受け取った領収書にある通し番号が2ケ月に1回抽選される当選番号に該当すると最高1,000万元が受け取れるため支払者は領収書の発行を…
共働き家庭が多い台湾では早く帰れば旦那さんが食事の準備をしたり、同居している場合両親が準備をしておいてくれる家庭もままあります。樂業街黄昏市場でも男性や老人が買い物をする姿を良く見かけます。 おじいさんが野菜を買いにやってきました 仕事帰り?…
台北市南部の下町安居街は台北101から、僅か3㎞ほどですが日本人観光客は絶対訪れないと断言してもいいような普段着の街です。そんな街角にある台湾名物鶏排の店に日本語を使った看板がありました。 決して外人が訪れないような日本の田舎に英語の看板がある…
楽しい夜市巡りも雨が降ると大変です。ビルの中にある士林美食廣場やアーケードのある華西街観光夜市以外は傘を差してまで出かける気にもなりません。寧夏路観光夜市は規模が小さいこともあって南端のゲーム屋台を除き仮設のトタン屋根が架けられており雨で…
台湾に住んで随分経ちますが未だに臭豆腐とドリアンは苦手です。臭豆腐もドリアンも食べた翌朝になっても口の中に臭いが残っているような気がします。 鶏の足や豚足が大好物な台湾人も日本で焼肉屋へ連れて行き「タン塩」を勧めると「タンなんか食べ物じゃな…
昨日は海鮮料理店の話題でしたが、台湾では酒飲みだけでなく普通の家庭でも晩御飯のおかずに刺身を食べます。樂業街黄昏市場にも魚屋ではない刺身専門店が1店だけですがあり、おじちゃん・おばちゃんが刺身を買い求めています。 台湾では鮪・かじき・かんぱ…
エビ・カニの好きな台湾人は漁港はもとより地元の海鮮料理店へも通います。台北市内では長安東路や長春路など繁華街に海鮮料理屋密集地がありますが、下町の安居街にも海鮮料理屋激戦区があります。 昼間から海鮮を肴に一杯やっています 100元を強調 毎一「…
陸光758にはフカヒレや北京ダックなど豪華な中華料理はありません。軍人村で日常食べられていた素朴な料理ばかりですが日本人の口にも合いやすく、料金もリーズナブルです。 キャベツたっぷりの回鍋肉 一見くどそうですが案外あっさりした黄魚豆腐 ほどよい…
「蒲鉾」は魚板、「あげ」は阿給、「つみれ」は魚糕ですが、そういえば竹輪の中国語訳は知りません。魚巻?と予測をつけて翻訳機にかけてみると「竹輪」では竹圈、「ちくわ」では圓筒狀魚糕とでてきました。 大根とチクワだけならまるで日本のおでん屋さん 子…
お好み焼きやたこ焼きを大阪では「粉物」といいますが、米の育たない中国大陸北方も「粉物文化」の伝統があり代表的なものが餃子です。餃子は主食として食べられますが、いわゆるおやつ感覚で食べられるのが韮菜盆や葱油餅で、大変美味しくついつい食べ過ぎ…
都市再開発に伴い消えつつある眷村ですが、陸光758が人々に受けるように懐旧ブームの台湾では残った眷村を保存する動きもあり以前紹介した台北の調景嶺・寶藏巖も再整備され後世に残される眷村です。 白熱灯の灯りがムードを出します 壁の写真は蒋介石と吉田…
この寧夏路観光夜市の写真は春節前、迪化街の年貨大市の帰りに寄った際に撮ったものなので季節違いのダウンジャケット姿のカップルが写っていますが、座っているのは氷屋さんの屋台、台湾ではダウンを着てかき氷を食べるという不思議な光景が見られます。 皆…